『今度、大阪でデジフェスが開かれるのは、知っているな。』 「ええ、知ってますが、それが何か?」 『そこで、Leafがkeyに対し、何らかのアクションを起こす、と言う情報を 東京の「K氏」から入手た。』 「その情報は、当てになるのですか?」 ふみゃは、訝しげな表情を浮かべた。 『奴も、かつては一世を風靡した男。まず情報に間違いは無い。』 TADAは自信げにそう言い放った。 「それで、私にどうしろと?」 『フッ、そこに我等がアリス信徒を連れて行き、まずは、Leaf側に加担しろ。 そして、戦いが始まった所で、更に戦火が広がるように両者を煽るんだ。』 (アリス信徒とは、アリスファン倶楽部の中でも特に信仰心が強く、アリスソフト の為ならば死すら厭わない、そんな奴等である。) 『奴等は、お互いを牽制している。こちらの行動は悟られずに、両者の戦力を 確実に殺ぐ事が、出来るはずだ。』 TADAは、窓の外の降りしきる雨を眺めながら思案げに告げた。 「分かったわ、やってみる。」 ふみゃが、打算を張り巡らした顔で、そう答えた。 『では、頼むぞ』 デジフェス史上最悪の事件と呼ばれる「血の宴」事件の、もう1つの真実が ここに明かされようとしていた。次を読む
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