『それと、まずは目先の事か。とりよ、例の「姫ゲー」の方はどうなっている。』 とりが、やや間を置き、答える。 「正直、かんばしくないわね。」 『どうした、もうマスターアップは目前だぞ。それに我等の野望、その最初の一歩 として、ここでコケるのは、絶対に避けねばならん。』 TADAは少し語調を荒げて言った。 「例の法律、有るでしょ。あれよ。」 『児ポ禁法の事か?』 隣にいたShadeが答えた。 「ええ、あれのおかげで、どうやらソフ倫の規制が強まっちゃって、ダークロウズが 引っかかりそうなのよ。」 『馬鹿げている』 Shadeが声を立てた。 「ええ、馬鹿げている。でもお上には逆らえないわ。」 『引っかかりそうなのはユリーシャの事か?』 TADAは問題が有りそうなキャラの名を口にした。 「彼女の見た目が幼すぎるんだってさ、なんじゃそりゃって感じだね。」 丁度そのとき、先ほどTADAが召集したメンバーが到着した。 『と、言う事だ。おにぎりくんよ。ユリーシャの胸を大きくして書きなおせ。』 『と、言う事って?え、え、書きなおすって、マ、マジすか?』 おにぎりくんはいきなりの事にかなり戸惑っている様子だ。 『マジだ。冗談でそんな事は言わない』 TADAは、はっきりと、言い放った。 『畜生、俺は、ロリロリとしたユリーシャが好きなのに、なんてこった。』 おにぎりくんは嘆いた。 『俺も同じ絵描きとして気持ち、わかるっす。』 斜め右後ろに立っていたちょも山が「ポン」と肩をたたいて同情した。次を読む
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